ワトコオイルで杉板を黒檀風にする岐阜のカメラマン

オイルフィニッシュの定番「WATCOオイル」

先日天ぷらの撮影用に購入した杉板ですが、裏面が結構くすんできていて大きな穴も空いていたので黒系の色に変えることにしました。

赤っぽいチェリーとかマホガニーも面白そうでしたが、撮影用の背景としては用途が限られてしまいそうですので、エボニー（黒檀）を選びました。

杉は柔らかい木なので、エボニーの様に木目が密集していません。

黒くした時に違和感が出るかもしれませんが撮影用の背景にしか使いませんので問題なしです。

この白い杉板にワトコオイルのエボニーを塗ると…

こんな感じ。

この写真は塗った直後なのでかなり黒いですが、24時間放置して染み込ませていくともう少し明るくなるはずです。

もう１度塗ってウエスで拭き取って完成です。

杉は柔らかくて加工しやすいので住宅の建材によく使われるのですが、エボニー（黒檀）はその真逆。

木材の中でも最も硬いと言われているのがエボニー（黒檀）です。

加工のしにくさはありますが、温度や湿度による変形がなく虫食いも発生しないということでギターの指板とかピアノの黒鍵のように丈夫さを求められる部分に使われていますね。

エボニーといえば木製大判カメラのエボニー

大判カメラのエボニーは欲しかったカメラです。

2016年に廃業していたんですね。

シノゴのフィルムが１枚1300円と言われるとどうしても腰が引けてしまいます。

アダプターをかましてミラーレスカメラを利用するという手はありますがフランジバック問題のためにアオリが使えない。

アオリが使えないのなら蛇腹カメラで撮影する意味がない。

どなたかこのフランジバック問題を解決してくれませんかね。

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