岐阜のカメラマンが使っている大判カメラ

大判カメラでカメラの勉強
今時、大判カメラを仕事で使っているカメラマンはいないと思います。
僕は何とかして現場で使いたいと考えています。
モノレールタイプの大判カメラはアオリの操作に自由度が高く、35mmフルサイズカメラ用のシフト・チルトレンズの可動範囲を超えてきます。
そこまで激しいアオリは必要はないのですが、「ここまでやるとどうなるか」という確認ができます。
このデータの蓄積と研究がそのうち実を結ぶことになるかもしれません。
バタフライエフェクトという表現があります。
「ほんのわずかな蝶々の羽ばたきが遠くのどこかで竜巻を起こす」的なことだったと思います。
小さな変化が大きな結果を導くということです。
この大判カメラの研究もいつか世紀の大発見につながるかもしれません。
大判カメラでマクロ撮影
ということで、今日も懲りずに大判カメラで遊んでいます。
小さなものを大きく撮る。
これも大判カメラの得意な分野です。
1cmほどのボルトとナットですが、4倍くらいでしょうか。
レールを伸ばせばもっと大きく撮影することも可能です。
35mmフルサイズの場合に、エクステンションをかませて等倍以上のマクロ撮影をするのと原理は同じですね。
慣れないと大変
大判カメラ自体がかなりの重量級です。
マクロ撮影は少し動かすだけでも画角が大きく狂ってしまいます。
狙った画角に収める為に何度も何度も微調整をしなければなりません。
ピント合わせ中もブルブルと振動が発生するのでなかなか難しい。
ある程度被写体との距離やピント位置に目星を付けられるようになるまで特訓です。
マクロ撮影でもアオリは必要
今回のボルトとナットの撮影ではf16まで絞り込んでいますが、マクロ撮影だと深度はいつも以上に浅くなります。
そのため、フロントチルトダウンでピント面を倒して深度を稼ぎます。
パンフォーカスにする為には、PHOTOSHOPやヘリコンフォーカスというソフトを使ってフォーカススタッキングの処理をするしかないようです。
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