機材マウント取りたいわけじゃないけど覚悟を知りたい。

七五三シーズン。

コロナ禍以降七五三の撮影依頼はお断りしておりましたので、５〜６年ぶりになるかもしれません。

急遽七五三撮影の依頼が入りましたので久しぶりに撮影しました。

三歳の女の子、ご機嫌斜めからのスタートでしたが、なんとか無事撮影完了できました。

ボディZ9に24-120mmf4、40mmf2、70-200mmf2.8の３本で300枚ほどの納品となりました。

神社専属のカメラマン

神社専属のカメラマンさんはサブカメラマンと照明のアシスタントを従えて３人体制で撮影していました。

照明といってもクリップストロボに小さなビューティーディッシュを付けただけですけど。

使用しているカメラはニコンD5。

「えっ!?まだレフ機??」って思いましたがガタイはデカいのでそれなりに重厚感はあります。

XQDカードかコンパクトフラッシュかのどちらかを使っているわけですよね。

もうかなり前のカメラって印象ですけど現役なんですね。

中古で30万円くらいです。

出張撮影カメラマン

２台のソニー製カメラを肩にかけた可愛らしい女性カメラマンがいました。

「おはようございます。どちらからみえたのですか？最近はどこの神社も撮影しにくくなってきましたね。」

と声をかけてみました。

「名古屋から来ました。私まだ初心者で…」

とのこと。

七五三の撮影で名古屋から岐阜までですか。

交通費とか拘束時間を考えるとちゃんと仕事になっているのでしょうか？

まだ若いのでフリーランスカメラマンとして生きて行くための実績づくりだということだと思います。

自分の場合

僕がまだ若手だった頃はフイルムカメラでしたから、仕事として受けるようになるまでにいくつもの壁をクリアしていかなければいけませんでした。

とりあえず撮ってみて背面液晶で確認するなんていうことはできませんでしたので緊張感が違います。

デジタルは便利ですね。

時代は変わっていくものですので、僕も置いていかれないように最新のデジタル技術の恩恵を受けつつ、撮影技術を磨き続けて行こうと気を引き締めました。

その夜…

夜、広告代理店さんから岐阜の老舗ホテルさんの料理撮影の依頼が入りました。

これまでも何度か撮影しているホテルさんですが、昨年依頼が来た時に別の仕事が入っていたため断っていました。

「昨年頼んだカメラマンの写真がとても使い物にならないので、いつものカメラマンさんに撮りに来て欲しい」

というホテルさん側からの要望があったそうです。

どうして依頼する前に、そのカメラマンの力量がどのくらいなのか確認しないのでしょうかね。

お金で解決できるならまだ良いですけど、信頼が失われたらもう終わりです。

自慢できるほどでも無いのですが、僕は料理の撮影は上手ですし、失敗しないので！

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