副業に動画はやめておいた方がいい。

副業に動画はやめておいた方がいい。

YouTubeを見ていると「動画編集で月20万円」とか「副業ならこれ一択」とか「ガチ初心者が動画編集で月60万円稼いでます」のような耳障りの良いサムネイルが溢れています。

これら全部ウソですので気をつけましょう。

こういう情報を発信しているYouTuberさんは脱サラして動画クリエイターを目指して頑張ってみたものの仕事が全然取れなくて、それなら覚えた技術を教えることで稼ごうと方向転換した人たちなんです。

その証拠に、この手の動画にはさりげなく自分が開校しているスクールへ誘導するようになっています。

フリーランスを喰い物にする悪質な動画案件。

ランサーズやクラウドワークスなんかを見ていると、確かに動画案件はやたら多いです。

でもその中に、映像クリエイターを募集していますとかCMディレクターを募集していますなんて案件は１件もありません。

募集しているのは、テロップ入れ、モザイク加工、情報まとめ作業…。
これらはクリエイターの仕事ではなく作業者の仕事です。

そのため単価も低い。

10分動画の作業で１本2,000円ってとこですね。
TikTokになると１分半動画の作業で１本800円。

こんな仕事を何度受注しても実績にはなりません。
同じ作業を繰り返すだけなので、引き出しも増えていきません。

試しに30秒CMを作ってみました。

ニコンZ9　700,000円
ニコンZ6Ⅱ　250,000円
Z MC 105mm f/2.8 VR S　120,000円
Manfrotto ビデオ三脚キット　70,000円
RODE NTG4+ ショットガンマイク　45,000円
ZOOM H4essential　24,000円
COLBOR CL220　46,000円
Godox ML60　35,000円
COMET　ライトスタンド３本　30,000円
COMET　トップアーム１本　20,000円
Zeapon Micro 2 Plus電動　90,000円
電動回転台　10,000円
15.6インチモバイルモニター EVICIV 　20,000円
ProGrade カードリーダー　13,000円
Nextorage CFexpress TypeB 165GB　26,000円
Adobe Premiere Pro（コンプリートプラン）　7,000円／月

作業用パソコンを抜きにして約150万円かけて撮影・編集しております。
これ以外にも背景用ボード、レフ板、ディフューザー、撮影テーブル、クリップ類、水準器、霧吹き、グラス、フェイク氷などいろいろな小物類が必要です。

このくらいの動画であれば撮影から編集まで１日で作れます。

ではこの30秒の動画にいくら出してもらえるのか。

150万円の元を取るのに何本の動画を作らないといけないのか。

動画制作を副業にすることの無謀さが分かると思います。

映像クリエイターになりたいのならスクールに通う必要はない。

編集ソフトは何を使っても仕上がりには大差は無いので好きなものを手に入れればいい。

編集のテクニックはYouTubeで調べればいくらでも解説動画が出てきます。

そもそもスクールで教わることを同じようにやっていてはクリエイティブなモノは作れません。

既に誰かが同じような映像を作っているわけですからね。

自分で調べてコツコツやっていけばそれなりの編集技術は簡単に身に付きます。

必要なトランジションやプラグインも徐々に分かってきます。

遠回りになるかもしれませんが、地道に少しずつ技術を磨いていく中で自分の得意なモーションに気づいたり、

失敗を繰り返す中で別の方法を見つけたり、

今まで見たこともない映像が偶然の産物として生み出されてしまったり…。

この段階を踏まない限りクリエイティブなモノは生まれません。

この記事が気になった方は、現在岐阜県で動画スクールを開校していますので、今すぐご連絡ください。

今なら入会金無料です。

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