プロカメラマンの仕事

プロカメラマンの仕事はディレクターさんが抱える問題を解決すること。
綺麗な桜を背景に家族の写真を撮る。
可愛い子供たちの無邪気な姿を撮る。
美しく着飾った新郎新婦を非日常を演出された空間で写真を撮る。
これらはプロのカメラマンがやらない仕事です。
こういう写真は、桜が咲いているかどうか、子供たちが無邪気かどうか、式場の演出が非日常になっているかどうかが重要であってカメラマンはそれほど重要ではありません。
そこそこボカせるレンズが付いていれば誰でも撮れてしまいます。
スマホの方が後編集まで簡単にできるのでいいかもしれません。
カメラマンの技術がそこまで求められないため仕事として請け負ったとしても報酬は普通の仕事に比べて圧倒的に低いです。
典型的な「やりがい搾取」の例ですね。
ではプロのカメラマンが必要とされるのはどんな場合か?
企業であれば、切実に集客や人材確保に困っていることが多いです。
集客と人材確保が上手くいかないと事業は拡大していきませんし、現状維持を目指していてはすぐに業績は傾き始めてしまうご時世です。
企業の撮影の場合は、印刷屋さんの営業担当者とか広告代理店の営業担当者とかデザイン会社のデザイン担当者とかがディレクターとなって、カメラマンに撮影の指示を出します。
ディレクターさんが全体の指揮権を握っていますので、カメラマンはその指示に従うのみです。
現場でのトラブルに対応するのもディレクターさんの仕事です。
しかし、理想と現実は違うもので、見るからに若手社員でしょって方がディレクターだったりもします。
経験不足で引き出しが少ないために、少しでも予定が狂うと対応できなくなってしまうこともよくあります。
「日が落ちてしまって予定していたイメージの写真が撮れない」
「予想していたより現場が狭い」
「予想していたより現場が汚い」
「準備した小物が現場に合わない」
「現場での撮影の許可を取り忘れていた」
「撮影に必要な時間を現場に伝えていなかったために途中で撤収することになった」
このようなトラブルが発生したときにカメラマンには何の責任もありませんので「残念ですが無理ですね。」で片付けてしまってもOKです。
OKなんですが、困っているディレクターさんにそっと手を差し伸べることができると信頼を得ることができます。
そのためには、あらゆるトラブルを想定して事前に準備しておかなくてはなりません。
ちょっとした掃除道具とか工具類。
別パターンの背景紙。
予備の照明機材。
不要な光をカットするための布。
こんなものを車に積んでおけばいざという時にとても役に立ちます。
ディレクターさんの信頼もより強固になるというものですね。
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