フロントチルトで深度を浅くする岐阜のカメラマン

体育祭の撮影で機材のチェック
体育祭の撮影がありました。
Z9とZfの2台体制で使い勝手はどうかチェックしてみました。
ヘリテージデザインのZfではこういうスナップには使いづらいのではないかと危惧していました。
結果的には特に問題なく操作はできました。
Z9とセンサーは同じですので、出てくる写真の色味が全く同じなので後処理が非常に楽です。
ある程度絞り込んだり、感度を上げてシャッタースピードを早めにしておけばファインダーを見なくてもバッチリ撮影できてしまいます。
こういう撮影はカメラマンじゃなくても撮影できるジャンルになってきましたね。
ブツ撮りの練習
スナップばかりやっていると腕が落ちていくだけですので、いつものように部屋でブツ撮りの特訓です。
- 通常の撮影
- フロントチルトダウン
CAMBOにZfを装着して大判カメラをデジタル化。
カメラの位置はやや低めで少し見上げる状態です。
上部の窄まりを補正するのはシフト操作ですが、この焦点距離(90mmくらい)では変化が分かりずらいので、被写界深度の調節だけにしました。
フロントスタンダード(レンズ面)をチルトダウンすることでピントの面が傾き、絞りの操作だけでは実現できないボケ方を作ることができます。
チルトダウンでは上下がボケますが、フロントスイングなら左右をボカすことができます。
- 通常の撮影
- フロントチルトダウン
- 通常の撮影
- フロントチルトダウン
大判カメラのデジタル化の限界
大判カメラは仕事でも趣味でも使われなくなってしまいましたので、オークションには激安でそこそこ状態の良いものが大量に転がっています。
動きが悪かったり劣化し過ぎていても部位品だけでもゴロゴロ転がっていますので、自分で交換修理できてしまいます。
レンズは全て単焦点レンズでアオリ操作を可能にする為にイメージサークルが広く作られています。
イメージサークルが広いということは周辺部分まで解像度が高いということです。
デジタルカメラのセンサーで使う場合は、ほとんど中央部分しか使いませんので歪みは少なく解像感の高いデータとなります。
良いことはあるのですが、構造上の限界もあります。
フランジバックに余裕が無くなり広角レンズはほぼ使えません。
現実的な焦点距離は中望遠からになってしまいます。
広角レンズが使えれば、風景写真、建築写真、ステッチングのパノラマ写真など楽しみが増えるのですが、その為にはセンサーを大きくするしかありません。
そんな大きなセンサーがあったとしても購入できる金額ではないでしょう。
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