Lブラケットが必要になってきた。
SmallRig Z6 II用Lブラケット2947とSmallRig Z9用Lブラケット3714
通常縦位置で写真撮影する時は雲台の水平軸を90度回して縦にしますが、これをするとどうしても重心が大きくズレます。
重量級のカメラとレンズの組み合わせの場合はバランスが悪くなり、三脚が転倒するリスクもあります。
それが普通だと思って転倒に気をつけながら今までは問題なく縦位置撮影をしてきました。
Lブラケットの存在は知っていましたが、ただでさえ重たいボディをこれ以上重たくしたくないので避けていました。
僕の場合、転倒のリスクよりも雲台のせいで縦位置シャッターが非常に押しづらくなることの方がストレスでした。
アパレルのモデル撮影や学校の生徒さんの個人写真の様に1日中縦位置でシャッターを切り続けるような仕事の場合は流石に「やってられない!」ってなってきます。
縦型動画。
そんな時に縦型動画の撮影の依頼が入ってきました。
現在ではInstagramやFacebookなどのSNSが縦型動画共有へ対応してきたり、TikTok人気もあって縦型動画の需要が高まっています。
個人的には所詮スマホでの閲覧を想定しての縦型動画なのだから、スマホで撮影すればいいんじゃないって思ってしまいますけど。
縦型動画の編集ソフトは無料で面白い機能が満載のアプリが沢山出ています。
そのため最初は皆さん自分のスマホを使って動画を撮って、編集アプリをダウンロードして編集もやってみるみたいです。
でも何故か納得できない。
暗い動画を明るくしたり、要らないモノを消しゴムで消したりはできるのですが、それでも納得できない。
何がどう気に入らないのか分からないからプロに頼もうということになるみたいです。
拭い去れない「THE 素人感」。
自分のスマホで撮影してアプリで編集して作った動画は必ず素人感は残ります。
プロのカメラマンであれば、撮影の時点で定常光照明でライティングします。
ジンバルやスライダーレールなどを駆使してより観やすく洗練された映像を目指します。
編集では映像のブラッシュアップが目的ですので、邪魔な要素を敢えて盛り込むことはしません。
邪魔な要素というのは場面の切り替え時のトランジションとか、飾り文字や効果音の使い過ぎとかですね。
邪魔なものを極力排除して伝えることに専念します。
そう考えるとプロが作る映像は縦型動画とは相性が良くないのかもしれません。
縦型動画の尺は15秒から長くても3分。
短い時間でサッと見れないといけません。
この短い時間で勝負することになります。
僕自身があまりTikTokの面白さが理解できない人間ですので、この勝負に勝ち目が無いかもしれません。
ヒントは芸人さんのコント。
芸人さんがコントを作る時、ある程度セオリーがあるようです。
「ステレオタイプを裏切る」というセオリーです。
お医者さんには真面目で堅いイメージがあるので、バカでいい加減なお医者さんという設定にする。
銀行強盗犯には恐ろしくて強引なイメージがあるので、弱々しくて覇気のない銀行強盗犯という設定にする。
こんな感じでイメージを裏切ることで笑いを生み出すわけです。
縦型動画でも女子高生がリズムに合わせてキレッキレなダンスを踊るより、リズム音痴な警察官が踊っていた方がバズりやすい。
縦型動画の場合は、プロフェッショナル感よりも素人感が必要かもしれません。
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