岐阜のコマーシャルカメラマンの考察

スナップで生きていくのは至難の業
婚礼スナップ、七五三、成人式、家族写真、スクールフォトなどスナップカメラマンが活躍する場面はまだまだあるようです。
ただ最近、Threads(スレッズ)によく挙がってくるのは、スナップカメラマンの力量不足によるクレームばかりですね。
「期待したレベルよりも劣っていたら、SNSに晒してみんなで袋叩きしましょう!ストレス解消に良いですよ!」って感じですね。
Instagramから派生してきたSNSなのでカメラ界隈のやり取りが多くなるのは当然のことですが、何故か下手くそなカメラマンの公開処刑場となっているようです。
SNSで集客したり、マッチングサイトに登録して仕事を獲得する以上、依頼者からの評価は避けて通れません。
評価する立場の方が、カメラの仕事のことをよく理解されている方ばかりなら問題は無いのですが、ほとんどの方は逆ですよね。
そもそもスナップ撮影がギャラに見合っているのか?
万が一の保険として、サブ機やサブレンズの準備。
データの書き込みと読み込みにエラーが出ないように信頼性の高い高額なメディアを複数枚準備。
運動会の撮影では、ゴリゴリのプロスポーツカメラマンが使う超高性能な機材が必要。
屋内撮影では暗所性能、高感度特性に優れた機材が必要。
天候不良でのキャンセルの場合はキャンセル料は出ない。
納品を急かされる上、相手の望む納品形態にその都度合わせないといけない。
大量のデータをサクサクと作業できるPCの環境も必要。
現場でのマナー、服装、コミュニケーションの配慮。
これだけ挙げただけでも、生半可なカメラマンではとても無理な撮影ジャンルであることが分かります。
当然クレームだらけになりますよ。
であるならば、カメラマンとして生きていく上では絶対に避けておいた方が良いジャンルです。
ブツ撮り、商品撮影カメラマンにとっては良い時代になりました。
ブツ撮りや商品撮影、料理撮影はコマーシャルの分野に入ります。
コマーシャル分野もピンキリですので、自分がどの位置で活動するのかを決めておかないと火傷はします。
依頼者は広告代理店とか印刷会社さんが多いので、カメラの仕事のことをよく理解されていることを前提として進めることができます。
1回の案件で何千枚も撮影するということはまずありません。3カットで終わることすらあります。
テザー撮影をしますので、カメラ側とPC側に同じデータが残ります。
アクリルキューブ、フェイク氷、腕時計の台座など撮影小物は一度購入しておけば繰り返し使用できます。
水滴を作るためのグリセリン、トレーシングペーパーのような消耗品はネットで安いものを見つけることができます。
背景素材も手に入りやすくなりました。
天候に左右されることはありません。
先方の都合でキャンセルとなればしっかりキャンセル料をいただけます。
現場での服装は原則黒系ですので、服装に迷うことはありません。
正直に言うと実は機材にお金をかけなくても納品はちゃんとできます。
高額な機材よりも必要なのは、より良い結果を出すための引き出しですね。
この引き出しを増やすために日々の試行錯誤が大切です。
スナップカメラマンとは日々の過ごし方が違いますね。
岐阜で撮影の依頼をお考えの方は、ぜひCAMERACLUBへお任せください。CAMERACLUBでは、様々な写真撮影を行っております。岐阜県羽島市から全国へ出張撮影に伺います。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。
岐阜で撮影の依頼ならCAMERACLUB
名称 | CAMERACLUB |
---|---|
住所 | 岐阜県羽島市足近町市場34番地 |
TEL | 090-1414-9733 |
iwata@cameraclub2018.com |
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。