ブライダルカメラマンであったことをひたすら隠す地獄の日々。
僕は名古屋のコマーシャルスタジオで広告写真を勉強しました。
カメラマンとして独立した時はまだ若かったため広告関係の撮影の仕事は少なかったです。
それでも生きていかなければならないので、簡単に仕事にありつけるブライダルのスナップカメラマンをやっていました。
400万円〜500万円を申告していましたから年間100組以上は撮影していたと思います。
土日で数組の撮影をして平日はたまに前撮り。
瞬間瞬間を撮り逃さないようにするためにはそれなりに安心して使える機材が必要でしたので、カメラやレンズにお金もかかります。
撮影枚数も多くなるので選定処理にも時間がかかります。
披露宴が始まってしまうとトイレには行けません。
トイレに行きたくならないようにほとんど水分補給無しでやっていました。
おかげで腎臓を悪くして、痛風と尿路結石に悩まされる身体になってしまいました。
安いギャラで長時間拘束され、機材にもお金がかかり、身体を壊しかねないブライダルカメラマンというのは腕に自信がない底辺カメラマンが生活のために嫌々やるものでした。
カメラマン業界の中ではブライダルカメラマンは底辺です。
僕の先輩カメラマンさんは雑誌広告や料理、ポートレート、建築などを生業としている方が何人かみえていつも羨ましく思っていました。
僕はブライダルカメラマンをやっていることを必死に隠していました。
最近Youtubeでは堂々とブライダルカメラマンやスクールフォトのカメラマンさんが得意げにやや高圧的にアホくさい解説の動画をあげているのを見ると「ダサッ」って思ってしまいます。
「そんなのスマホで撮れば良いですよ」って教えてあげたくなりますね。
スマホで撮れないものがあるからカメラマンが必要なんです。
もう10年くらい前になりますが、ブライダルカメラマンをスパッと辞めることにしました。
もともとコマーシャルスタジオ出身ですし、照明機材もいっぱい持っていましたのでコマーシャル分野に絞ることにしました。
最初の年こそ収入は落ち込みましたが、2年目から回復しました。
コロナ禍でもブツ撮りの仕事がいただけたので職を変えずに済みました。
いろいろなラッキーがあって本当に良かったです。
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