岐阜のパルテノンでテレコンを試す。

テレコンが届いた。

キャノンのEFマウント用のテレコンが届きました。

これで「TS-E17mm F4L」のレンズを24mm画角でも撮影できるようになりました。

かなりフロントヘビーになるのでマウントへの負荷が心配ですが、ニコンのZ9なら大丈夫でしょう。

レンズとマウントアダプターの間に白いテレコンが入ると目立ちますね。

普通の組み合わせではないことが一目で分かります。

TSレンズだけでも特殊ですが、さらに特殊感が増しました。

早速試し撮りに行ってきました。

「岐阜のパルテノン神殿」こと羽島市にある不二羽島文化センターを被写体に選びました。

普段は催し物があるので人や車が邪魔になるのですが、正月２日は流石に閉館中。

この様な建物の外観写真は通常のレンズなら見上げて撮影することになります。

広角レンズを使用するとパースがつき過ぎて上の方が窄まって写ります。

この窄みをシフトで補正します。

まず、建物の正面に三脚カメラを準備して見上げずに水平垂直に構えます。

この状態からレンズ部分だけを上にシフトして構図を整えます。

この場合17mmの画角でも収まりがいいのですが、せっかくなのでテレコンを装着して24mm画角でもやってみました。

パースが抑えられ素直な見た目になるはずです。

大判カメラとの違い。

この不二羽島文化センターは神殿部分の左側にレンガ調の建物も併設しています。

そちらも画角に入れようと思うと上下のシフトを諦めて、レボルビング機構で左右のシフトに切り替えることになります。

35mmカメラ用のシフトレンズではアオリの自由度には制限があります。

大判カメラの蛇腹機構であれば複合アオリも自由にできます。

ジナーSにZ9を付けていろいろ撮ってみたいのですが、Z9ではセンサーサイズが小さ過ぎて広角が撮れません。

何か良い方法は無いものでしょうか？

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