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音声収録の環境をレベルアップ

僕が請け負う動画の仕事は殆どがプロモーション系です。
企業PVとか商品紹介動画です。

なぜならそれ以外の動画はお金にならないからです。
シネマティック動画とかショート動画とかは流行ですし、作っていても楽しいのでしょうけどお金にはなりにくい分野です。

プロモーション系の動画の場合、映像をカット編集して気の利いたBGMを流せばそれなりのものが作れます。

インタビューカットが必要な場合は、ピンマイクを32ビットフロート録音できるICレコーダーに有線でピンマイクを繋げればミスなく良い音が録れます。

有線接続の方がワイヤレス接続より確実ですし、途中で途切れていたことに気づかないといったミスは今までありませんでした。

ワイヤレスラベリアマイクの充実

有線接続でのデメリットも無いわけではありません。
マイクを付けた状態なのを忘れてトイレに行こうとしてケーブルを引っ張ってしまう人は意外に多い。
慌てて止めに入るわけですが、間に合わないとカメラやレコーダーを引っ張ってしまう危険があります。

話をしながら癖で無意識にケーブルをいじり出す人もいます。
これをやられるとノイズだらけの音声になってしまいます。

そこで僕もワイヤレスで音声が収録できるように環境を整えることにしました。

ワイヤレスというのは、ラジコンや防犯カメラのように電波を使う機器が近くにあると妨害されて上手くいかないのではないかという懸念があったのですが、最近は技適マークの付いているものでないと日本国内で使えないようになっています。技適マークが付いていれば安全に使えるとのことで、この技適マークを取得していないものは電波法の違法となるみたいです。

Ulanzi U-Mic AM18

DJIやRODEのラベリアマイクが人気ですが、あの四角い物体が首元にぶら下がっている状態がどうも好きになれません。
トランスミッターに3.5mmTRSケーブルが挿せるフォンジャックが付いています。
ここにピンマイクを挿せば、四角い物体をぶら下げる必要は無くなり、見えないところに隠すことができます。

どうせ隠すものならデザインにこだわる必要もありません。

そこで見つけたのは安くて安心のメーカーUlanziです。
Ulanziもワイヤレスマイク出していたのですね。

色々調べてみると、Ulanzi U-Mic AM18は見た目はチープですが機能はDJIやRODEのものとほとんど同じ。
15,000円で手に入るなら試しに購入してみることにしました。

使い物にならなければDJIかRODEを検討するしかないですが…。

Ulanzi U-Mic AM18で問題無し。

何の問題もありませんでした。
カメラに直接音声を収録する場合はゲイン調整を慎重にやっておかなければなりませんが、僕の場合は32ビットフロート録音できるICレコーダーに収録するので、インジケーターのチェックだけで大丈夫です。

さらに、フォーンジャックが挿せればピンマイクじゃなくてもハンドマイクやガンマイクもワイヤレスで使えるということが分かりました。

このUlanzi U-Mic AM18の同梱物にはケーブル類が4本も入っていましたが、どれも安物でしたのでケーブル類は別のものを用意した方が良さそうです。
すぐに断線したりノイズの原因になったりしますのでケーブルは良いものを使わないといけません。

 

 

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